フリーアナウンサー 土井里美

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エッセイ

ティースバンクと8020(2004年11月18日)

銀行=バンクといってもお金を扱うばかりではありません。
骨髄バンクや、血液バンク、精子バンクなんていうのもあります。
そして最近お目見えしたのは、ティースバンク。

これは、親知らずなどの抜いた歯を冷凍保存して、自分のために加工して再利用する、そのためのバンク。
広島大学大学院のグループが始めたそうです。
研究の末、実用化に成功したそうですが、使うのは自分の歯だけに人工の入れ歯より違和感がないんだそうです。

保存した歯は形を加工すれば、親知らずを奥歯にしたり、犬歯を前歯にすることまでできるんですって。
歯の内部には刺激を伝えるセンサーの役割をする細胞があるため、歯ごたえも感じられるということですから期待は高まります。
気になる料金ですが、40年間1本保存するとして3万円、といいますから、思ったよりも安い気がしますがいかがでしょうか?
治療費を含めると約13万円かかる、といいます。

80歳になっても自分の歯を20本残そうという8020運動というのがあります。
親知らずを除く28本の歯のうち、少なくとも20本以上自分の歯があれば、ほとんどの食物を噛みくだくことができて、おいしく食べられる。
だから、歯を残そう!こういう運動です。
厚生労働省の調査によれば、1993年の調べでは、20本以上歯を持つ人の割合は、
70歳代前半では4人に1人
60歳代前半では2人に1人
50歳代前半では9人に7人
なんだそうです。

この運動のせいか、データは近年良くなっているんです。
歯の健康についての認識が高まってきたせいといえるでしょうが、いつかティースバンクが本格的に普及すれば、 違った形で誰もが8020となるかもしれませんね。

私が10年前に抜いた親知らずもとっておけばよかったかも・・・

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(2004年11月26日)

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(2004年11月18日)

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(2004年11月11日)

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